自律神経失調症をツボで治す
東洋医学、鍼灸のツボ刺激で、
辛い体の不調を改善しようという新シリーズ。
第1回は、病院では治してもらえない自律神経失調症。
ツボ療法は、実際に試してみると、 すぐに効果を感じられます。
「ツボなんてわかんない」と決めつけずに、
理科の実験感覚で、楽しみながらトライしてみて下さい。
(ピンポイントで見つけられなくてもOK。その辺をヘアドライヤー等で温めるだけでも効果を実感できます。)
ツボって、何でしょう?
ツボは、1つが、1つの症状に
対応している訳ではありません。
(ツボの効能の説明は、治療者により、
多少違うことがよくあります。)
ストレス等によって体のバランスが崩れ、様々な症状
(疲労感、冷え、頭痛、不眠、だるさ、便秘、下痢、頻尿、イライラ、不安、耳鳴り、寝汗、肩こり、腰など体の痛み、むくみ、動悸、めまい、生理不順等)
が出ている時、全身のバランスを回復させるツボ(経穴)
を刺激し整えることで症状を緩和します。
ヨガや気功、太極拳に考え方が似ている 部分があると思います。
<ツボの見つけ方>
図(全ツボ図解付き)を見て「この辺かな?」という所を自分で触ってみます。
皮膚を親指と人差し指でつまんでみて
痛みを感じる所、押して痛い、或は、気持ちの良い所 が、自分に効くツボです。
(健康に問題がないから押しても何も感じない ということもあれば、健康を害しているために鈍感になることもあります。)
ツボを刺激する際の注意点は→こちらの記事を。 以下は、天才的な針灸師(東洋医学の名医)、
竹之内診佐夫(故人)氏の著書「超かんたんツボ療法」
(1995年出版。P.183〜185)からの抜き書きです。
<自律神経失調症の人の特徴>
1.手の三里を押すと健康なら指先までビーンと響くが、
それがない。(→手三里図解)
2.目を閉じた時、眼球を静止できない。
(重症になるほどひどい)
3.舌を思い切り出した時、静止できない。
4.頭のてっぺんにむくみがある。
(直径3〜5cm。ブヨブヨする)
<自律神経失調症の根本原因>(ツボ探しのヒント) 心経、小腸経、心包経、三焦経、大腸経の弱まり。
<特効のツボ>(鍼が良い。素人ならお灸を毎日) (灸代わりにヘアドライヤー、湯たんぽ、使い捨てカイロ、こたつ、茹でたコンニャクでも良い。手、棒、ブラシ、タワシ、つまようじの束、ヘアピンで刺激しても良い。竹之内診佐夫監修「ツボ療法百科」から)
百会 (ひゃくえ)頭頂。両耳を結ぶ線上。図解 (安く軽いブラシや頭皮マッサージ用ボールが効く)
身柱 (しんちゅう)背。第3第4胸椎の間 図解 (ヘアドライヤーや湯たんぽで刺激。)
神門 (しんもん) 両手首の小指側の端 図解 (灸が刺激しやすい)
手の三里(てのさんり)上記「特徴1」を。図解 (ヘアドライヤーが使いやすい。)
内関 (ないかん)手首内側 線から3cm肘より図解 神けつ(しんけつ) へそ。胃腸、頻尿にも。
(ヘアドライヤーが使いやすい。)
だん中(だんちゅう)両乳首を結ぶ直線の中心点
(だん中:ストレスがある人は嫌な痛みを感じる)
(優しくさするように刺激する。)
素人でも簡単にできるお灸。貼る千年灸より効果が高い。
写真はフードに取り付けた棒灸(もぐさを固めたもの)。
皮膚には接触せず、じんわり温まり非常に気持ちが良い。
(画像は、ここからのコピーですが、製品は他社にも色々あります。)
追記:ツボの探し方は、「山田鍼灸」のサイトの「正しいツボの取り方」(左上のメニューの上から3番目)が、わかりやすいです。
<より手軽なツボ>(たえず指で揉む習慣を) 図解 (束ねた爪楊枝、歯ブラシ、タワシでも刺激できる)
中衝(ちゅうしょう)手中指爪の生え際人差し指側)
関衝(かんしょう)手・薬指の爪の生え際、小指側)
少沢(しょうたく)と少衝)手小指の爪の両方の生え際)
心包区(足の裏の土踏まずと手のひらの中心エリア)
(→これらと同じツボを使う「爪もみ療法」詳細)
→「その2(更に気持ちが良い背中のツボ)」に続く。
<見つけ易く簡単に揉める自律神経のツボ>
(毎日揉むと2、3ヶ月でかなり改善。灸も効果)
手首にあるツボ:大陵/太淵/陽池/陽谿 手の甲にあるツボ:中渚 (竹之内診佐夫著「手ツボ 足ツボ 元気のツボ」P.203)
<体と脳の機能に非常に効果が高い即効のツボ> (ツボに当たると気持ちの良い痛みを感じる)
湧泉:冷え、疲れ、高血圧、糖尿病、更年期障害、腎臓病
等(体の機能を正常化。元気が出る足裏のツボ)
足三里:疲労感、胃弱、のぼせ、更年期障害等
(疲労を瞬時に取り、胃腸を整え、心身を元気に)
追記:足三里は子供には禁忌。成長が止まる。(P.155)
合谷:頭痛、肩こり、五十肩、意識障害、乾燥肌等
(骨を押す感じ。キーンと鋭く痛みが響く点)
(脳の血流を良くする)
三陰交:冷え、月経不順、更年期障害、生殖器関連
(灸などで温めると全身ポカポカしてくる。)
これは頭の百会のツボに効く。重みと弾力性がある。→
百会のツボは、よくあるイラストよりずっと後方にあるので注意。
追記:ペットボトルにお湯を入れてお灸代わりにするのはとても良いです!写真のように凹ませた部分を頭や首や肩に当てるとピッタリ!
<竹之内氏の薦める症状別 特効のツボ>
症状名をクリック(同じツボを図解)
便秘(頑固な便秘を治す完全ガイド)
だるさ(他に中渚も特効ツボ)
冷え(上記の湧泉・陽池・三陰交他)
動悸・息切れ(他に上記の神門、指の中衝、少衝)
(リンク) *認知症に効くツボ/ ツボ探しに良いサイト・本紹介 *カテゴリ「ツボ療法」
*百均のツボ押し棒 *足湯でリラックス・血流改善・安眠 *便秘を治す8つの方法(東洋医学も) *医師のすすめる起立性低血圧(立ちくらみ)を改善する方法
追記:「せんねん灸ショールーム銀座」での売れ筋は、「一灸さん(暖め)」(大和漢)、「長生灸(微煙・無臭)」(山正)だそうです。(2013年12月3日の日経新聞)→せんねん灸公式サイト
追記:交感神経と副交感神経のバランスの整え方について分かりやすく書かれた本:小林弘幸(順天堂大学医学部教授)著
『自律神経を整える「あきらめる」健康法』
『なぜ「これ」は、健康にいいのか?』
追記:ツボの位置探しに一番良い本は、「ツボ単」です。(2014年6月現在)




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